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『必要なのは一歩踏み出す勇気~35歳の挑戦~』#ベトナム就職ブログ

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Posted by Hiroaki Shibata

over 1 year ago

今回インタビューを受けていただいたのは、ete Hanoiの美容師兼責任者の坂下さんです。ホーチミンで大変人気の高いeteグループ・ハノイ支店の責任者として現在活躍している坂下さんですが、昔は内向的な性格だったと言います。いったいどのような経緯でベトナムで働くことになったのでしょうか。

 

坂下和(さかした わたる)さん
2019年に35歳で渡越。ete Hanoiの美容師として働き始める。ete Group代表がベトナム出身ということもあり、客層は主にベトナム人。現在は新店舗の立地選択・内装を任されるなど、責任者としても活躍の幅を広げている。
 
ete Group
ベトナムを拠点に「ライフスタイルに欠かせないモノ」に携わる事業を展開。ハノイとホーチミンに店舗を構える美容室は現在人気沸騰中。ベトナムの芸能人・インフルエンサーも足を運んでいる。以下が主な事業内容である。
[ 美容室/ネイル/アイラッシュ (日本人スタイリスト在籍)、アパレル(自社ブランド)、不動産事業(ビル経営)、農業(キノコ生産)、コスメティック(自社ブランド/日本OEM)]

 

 

最高のビジネスパートナーとの出会い。そしてベトナムで大きなチャンスを感じた。

東京でバリバリ美容師として働かれていた坂下さん。ベトナムで美容師をすることになった経緯はなんですか?

友人の紹介で、ete Groupの代表と2018年5月に出会い、「ベトナムで働いてみないか」とオファーされたのがきっかけでした。そもそもその友人がホーチミンで美容師として働いていまして、僕がずっと「いつかは海外で挑戦したい」と言っていたのを思い出して推薦してくれたみたいです。夢は口に出して言い続けてみるものだな、と感じました。

 しかし、当時ベトナムの事をまったく分からない状況だったため、8月にホーチミンとダナンを旅行で訪問。さらに1月には、代表に示談をして一日限定でeteで働かせてもらいました。お客さんの反応を見たかったので。驚いたのが、たった一日の営業でお客さんが8~10人も来てくれたんです。その時「ここでやっていく」という覚悟が決まりました。

言葉が通じなければ職場環境も違うベトナム。不安はなかったんですか?

結局は慣れです。ずっと初心者のつもりでいるのではなく、「自分はここでやっていける」と自分に言い聞かせてやるようにしています。そうじゃないと自信がないのが手先で相手に伝わってしまうんです。特に言葉が通じない場合はなおさらで、お客さんを不安に感じさせないよう言葉の壁は技術で補っています。 もちろん、代表をはじめ周りの支えがあって出来ていることですが。

すばらしい心がけです。本人曰く「内向的」だった坂下さんの価値観の変化が気になります。

僕はなにかある度に常に「二択」だと思っていて、どっちをとるかで運命が変わると考えています。ただどっちを選択しても後悔しないようにすればいいんです。だから過去は振り返らないようにしています。失敗したと考えるのではなく、成功するための必要な経験だと。だって正解なんて誰にも分からないと思うので。

「体を鍛える」ようになってからこういうマインドが培われたと思います。小さな成功体験の積み合わせで、自分にも出来るんだと思えるようになりました。

 

海外で活躍するのに必要なのは、語学力・スキルよりも一歩踏み出す勇気

ベトナムで実際に働いてみていかがですか?

本当に日々勉強の毎日です(笑)。薬品・言葉そしてこっちの習慣すべてが僕にとって新しく、刺激的です。だから面白いし、それをすべて理解しようと焦る必要はないと感じています。今日より明日が少しでも良くなればいいんです。ずっと先のことは想定しにくく目標も立てるのが苦手なんですが、明日のことなら分かります。今日の体調や天気などから、明日はあれが出来そうだなって。だからゴールは決めないようにしています。

そんな坂下さんに聞くのは気が引けますが、今後の目標はなんですか?

まずはete Groupをさらに拡大すること。そしてゆくゆくは日本人を海外に呼び込みオーナーをたくさん輩出したいです。そのためにはベトナムで僕たちがしっかり基盤を築く必要がありますね。これは社員にも言っていますが、「経営者の視点」に立って働いてほしい。自分が経営者だったらどう振舞うかを考えることは社員に主体性や高いモチベーションを与えます。日本は今、美容師が飽和状態です。そうなると美容院の多くは価格競争に突入します。技術職が値下げをし始めたら終わりです。だって値下げをしたら、美容師の給料が下がって、やる気がなくなって、、悪いスパイラルに入ってしまいますから。なので僕が日本の若者に海外で働くという選択肢を提案したいと考えています。必要なのは語学力でも働く環境でもなく「一歩踏み出す勇気」です。必要なスキルなどは後からついてくるものです。

この記事を読んでくれた日本の若い美容師が、海外で挑戦してみたいと思うきっかけになったら最高ですね!本日は貴重なお話ありがとうございました。