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ローカルスタッフの仕事価値観について

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Posted by Hiroaki Shibata

over 1 year ago

ベトナムは、2015年~2017年の平均実質GDP成長率が6.5%と高い経済成長を遂げており、多くの国が投資先として注目をしている国となります。中でも日本からの投資も非常に活発で多くの日系企業がベトナムへの進出を進めている状況です。一方で事業発展に欠かせない人材採用・育成の観点においては日本との仕事価値観の違いや人材獲得競争の激化により、頭を悩ませている企業も多いのが実態です。そこで少しでも参考になるようにまずはベトナムにおける仕事価値観について、いくつか抑えておきたいポイントをまとめました。ご参考にしていただけると幸いです。


新卒採用がないベトナムでは転職を通じてキャリアを上げていく

ベトナムでは日本で一般的な新卒採用は存在しません。そのため大学在学中からインターンなどを通じて業務経験を積み、それを経験として企業への売り込みを行っていきます。特に20代では経験が少ない分、1年や2年といったスパンで転職を行い、ご自身のキャリアを上げていくというのが一般的な考え方です。


勤勉、非常に勉強熱心で向上心が強い国民性。一方で・・・

ベトナムへ視察に来られる方や進出して間もない方々より、よく「ベトナムの方はどうですか?」と質問をされることがあります。一般的によく言われているように、「勤勉」、「親日」、「非常に勉強熱心で向上心が強い」ということは約4年弱ベトナムで仕事をする中、肌で感じる部分です。

勉強熱心で向上心が強いということは、逆に言えば今の会社の環境が「これ以上学べない・経験を積むことができない」というように思われてしまえば、そこで辞められてしまうということです。管理職として、ローカルスタッフの成長を常に考えて成長機会を提供してあげるというのは、社員の定着・活躍に向けて非常に重要な要素になってくると思います。

また、「家族を大切にする」ということも大きな特徴かと思います。残業を好まず、家族が病気になれば時として会社をお休みするということも多々あります。そのあたりの価値観を尊重し理解を示すことで、しっかりと定着・活躍につなげることが可能なのではないかと考えています。


退職理由でとして多いのは意外にも・・・

退職理由で上位を占めるものとして、「給与アップ」、「勤務地(通勤時間)」、「これ以上のキャリアアップが見込めない」といった理由が挙げられます。ベトナムの場合、多くの従業員は毎日バイクを使って通勤を行います。朝・夕は交通渋滞も非常に激しく、勤務地(通勤時間)は就職先を決めるための1つの大きな要素といっても良いでしょう。通勤時間を理由に優良企業を退職するなんてこともよく耳にします。面接選考時に自宅からオフィスまでどのぐらい通勤時間がかかるのかをしっかりと把握することも重要な要素となります。